ニューヨークの英語とユタの英語
こんにちは。
今日は昨日に引き続き、「ニューヨーク留学について...」を書くつもりだったんですが、#トーキングマラソンのキャンペーンに参加してみようと思い、
「ニューヨーク留学について...」の続きは明日にしようと思います。
さて、ニューヨークはアメリカの東海岸。
ユタ州はほぼ西側にあたるわけです。
英語にも「方言」、「なまり」がある訳なんですが、
今日はニューヨーク、ユタでそれぞれ感じた英語の違いを書いてみようと思います。
まずは
ニューヨークの英語
ニューヨークは言わずと知れたダイバーシティ(人種のるつぼ)な訳で、
おじいちゃんもおばあちゃんも生粋のニューヨーカーです!
っていうアメリカ人に会う事もレアで、
私はニューヨークでたくさんのニューヨーク出身のお友達に出会う事ができましたが、彼らのご両親はアフリカ系であったり、南米系であったりと、
彼らの第一言語は英語だけでなく、スペイン語であったり、フランス語、もちろん中国語、日本語、韓国語やインド語、イタリア語、ロシア語など、挙げだしたら切りがないほど、人々は色んな言葉を話すのです。
それに加えて世界各国からニューヨークにビジネスのために住んでいる人や、
私みたいに留学で来ている学生も、い〜〜〜っぱいいる訳です。
つまり、ニューヨークの英語はぐっちゃぐちゃ。
よく「ニューヨーカーはせっかちで、話すのが早すぎて何言ってるか分からない。」といいますが、それも事実ですが、それぞれの国のアクセントが混ざってたりするので、
聞き取りずらいっていうのも一つの理由なんだと思います。
サブウェイの駅の窓口のインド系のおっちゃんなんて、
聞き取りずらいっちゃあありゃしないのです。
が、しかし、英語にそれぞれの国のアクセントがあったとしても、ニューヨークでは通じるんです。
みんなが慣れているんです。
私の場合、思いっきり発音なんかジャパニーズイングリッシュ、
かつ文法もめちゃくちゃなのに、なぜか分かってくれます。
「良くみんな私の言ってる事理解できるな〜。」って思うんですが、
ニューヨークの人はどこどこの国の人はこんなアクセント、
っていうのが何となく分かってて、かつ勘がとってもいいので、文法や発音っていうより、単語単語を聞いて、あとは状況から理解してくれているように思いました。
「ニューヨーカーはせっかちで冷たい。」って印象持ってたりする人多いかもしれないんですが、全くの真逆で、めっちゃみんな優しいです!
そりゃ、たま〜にめ〜〜っちゃ腹立つ事もありますが、それは本当にまれで、
基本みんなとっても優しいです。そしてありがたいくらいおせっかい♪
特に黒人のおばちゃん、地元大阪のおばちゃんと同じにおいがしました。笑
なので、私は2年半ニューヨークで英語を学びましたが、ニューヨーカーの優しさに甘えて、発音、アクセントにフォーカスせずに、「とにかく通じるか分からんけど、
めっちゃジャパニーズ英語でも適当でもいいから、とりあえず話す!」のメンタル強め精神で何とか楽しくやって来れた訳です。
さて、続きましては、
ユタ州での英語
ニューヨークは出会わない人種なんていないという環境にある一方で、
ユタ州は人口の80%が白人、13%がスパニッシュ系、アジア系2%、
黒人さんなんかたったの1%。
英語を母国語として話す人が84%、スペイン語が9%という、
ニューヨークでは考えられない割合で白人さんが多いのです。
(数字はWikipediaさんの情報より)
現に、私なんかユタに来てかれこれ約半年経ちますが、
一度も日本人に会ってません。><
ちなみにニューヨークでは毎日、日本人と日本語を話せる環境にいました。
地下鉄なんかに乗れば、結構な高確率で日本人と遭遇します。
という事は、ユタ州の人達はニューヨーカー程みんながみんが、
外人慣れをしていないのです。
ただ、ユタ州はモルモン教の州という特殊な場所なので、
ほとんどのモルモン教信者の方は20歳位の時に宣教師として世界各国に行って
モルモン教を広めようと2年現地で活動するというミッションがあるらしいので、
大体の方が、英語以外の言葉を話すのですが、
(ちなみに「どこどこさんちの誰々さんは宣教しに日本行ってたから日本語を話せるよ〜」とよく聞きますが、まだ一度もそういった方とお話した事はありません。)
言うても、84%の方が英語だけの環境で育ち、その周りも英語が母国語で育って来た人達ばっかりなのです。
ユタに友達もいない私にとって、会話の相手が彼氏か彼氏のご家族になるんですが、
最初の方なんてみんな私の日本語英語に「?」ってなってなってましたし、
日本の甥っ子にチョコレートを送ろうと郵便局に行った時は、
郵便局のおばさん:「中身はなんですか?」
私:「チョコレートです。」
郵便局のおばさん:「? もう一回いい?」
私:「チョコレートです。」
郵便局のおばさん:「ごめんなさい。もう一回いい?」
私:「あ〜、チョコレートです!」
と、チョコレートすら通じなくて、ショック過ぎました><
結局紙に“Chocolate"って書いた訳なんです...
他にも、
ニューヨークでも人気のハンバーガーショップ、ファイブガイズに行った時の話、
私:「バニラシェイクください。」
店員さん:「? バナナ?」
私:「バニラです。」
店員さん:「え? ベーコン?」
私:「メニューの上から二番目のバニラです。
(ってかシェイクのベーコン味ってなんやねん!)」
店員さん:「あ〜、ヴァニラね。」
と、こんな感じです。
ま〜「バニラ」の発音なんて、日本人にとって苦手要素の固まりすぎるワードなんですけどね。でもニューヨークの人は分かってくれた。
ただ、ユタの人達の話し方を聞いてると、比較的私が今まで学校で習ったような英語の文法をきちんと会話でも使っているな〜って思う事が多いです。
ただ、ニューヨークでは通じてた“日本語英語”のアクセントでは通じにくいという事を身にしみて感じました。
いい加減にちゃんと発音にフォーカスしたスピーキングの練習をしなくちゃいけないな〜と思っていた所だったので、このアルクさんの「トーキングマラソン」っていうアプリ、
活用してみようと思います。
今日は、私なりに感じた
アメリカの中でも真逆に位置し、全く環境が違う「ニューヨーク」と「ユタ州」との
英語の違いを記事にしてみました。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
アルク #トーキングマラソン 特別お題キャンペーン「わたしと英語」